窮鼠はチーズの夢を見る 感想
8/28夏休み限定試写会、9/12舞台挨拶中継、9/19監督登壇舞台挨拶を含む合計5回観た感想のまとめ
第一報から公開まで、この映画を観ることを全てのモチベーションにして生きていたと言っても過言ではない一年半だった。
公開、本当に本当におめでとうございます。ありがとうございます。
待ち望んでいました。無事に公開したということで、感想を
夏休み特別試写会に当選し、公開日前の8/28に初鑑賞をさせていただいて そのときも感想をしたためたのだけど、いろいろ衝撃が強すぎてろくなことを書き残せておらず 公開日に2回観て、翌日の舞台挨拶中継付きの回で観て、と回数を重ねて、ようやく咀嚼できるくらいになってきた
この作品、感想を言葉にするのめちゃ難しいなと思いつつ でも言葉で書き残しておかないと忘れていってしまって、絶対後悔するの知ってるから がんばります。
前置きが長すぎるね。
以下、ネタバレします。
私は、今ヶ瀬はもう帰ってこないと思った。
タグ検索とかでちらちらと見る限り、本作を観た他のみなさんと一番相違しているのはここかな。この意見は少数派なのかなあ、と。今度はもう恭一さんの部屋に戻って来ないと思う今ヶ瀬。決定的な理由はないけど、成田凌さん演じる今ヶ瀬の最後の泣くシーンを見てそう思ったな。
初見で感じたざっくり感想は、
・とにかく大倉くんのビジュアルが良い
大倉くんのファン的にはまずなんといってもこれ 歴代の出演作史上一番にかっこいい。3回目観ているとき、中盤の出勤時にたまきと常務を見かける→常務との食事→たまきと目が合う の恭一さんもとい大倉くんがかっこよすぎて涙出てきた。アイシャドウが取れて目が痛かった。人はあまりにも好きな顔に出会うと涙が出るんだなと思った
大倉くんがアイドル、しかもジャニーズ事務所所属のアイドルということを忘れるよ。
それは大伴恭一さんとしてあまりにもナチュラルに存在しているから 本当にすごいよ。
以下、細かいポイント かなり細かい
・流れる曲が車のBGMに見立てられていて、車内のシーンでしか流れないところが秀逸 車内でFM79を聴いてるイメージと監督がおっしゃってたね
・恭一が今ヶ瀬に気づいて「久しぶり!」って声をかけて黒バックにタイトルが表示されるのよな うまい。この物語は2人の再会から始まるのである
・今ヶ瀬の「鮨ですか?好きです」の言い方上手…好きです、で体をずいっと前に出してくるんよ
・「言わないでくれんの⁈」って大きな声を出してしまって、思わず周りの様子を窺う恭一さんな
・恭一と今ヶ瀬がテーブルで話すシーン、恭一さんの左手がテーブルの上に乗っていたりして常に絶妙な角度で映る(=結婚指輪が映り込む)ようになっていたのは意図的なのか無意識か
・全編通してだけど、どうして食べ物食べながらあんなにはっきりと上品に喋れるんだろう。出演者全員
・お寿司屋さんのシーンから早くも今ヶ瀬の必殺頬杖つきが炸裂する
・好きだからだろ、って今ヶ瀬を見つめながら言うんよ 擬似告白されたみたいなもんよね きゅんとするよな
・大倉くんピアス穴ないように見えたな(ここは大倉くん)
・2人の横顔のシルエット、本当に綺麗
・おまえタバコくさい、が普段の大倉くん 言い方急にかわいい?え、甘えてる??
・照明つけるタイミングと明るさが絶妙すぎてほんと…
・俺のこと好きなの?って完全に勝ち誇ったような言い方するし、あんなの疑問形にしてるけど俺のこと好きなんだろ、って言ってるのも同然 愛情を受けてる男の余裕みたいなものを感じた 何あの言い方…すごいよ…
・監督も某雑誌のインタビューでおっしゃっていましたが、今ヶ瀬の舌使いめちゃくちゃ上手い
・今ヶ瀬、恭一さんにキスするときの体の触り方ほんとえっち 上手すぎ
・恭一と知佳子さんの結婚式の写真がよすぎる 特に右側のバックハグしてた方、ザ・宝塚!って感じの華々しさがあった 美男美女すぎ
・この朝食シーンを筆頭に、恭一さんが相手の顔色を伺いながらご飯を食べるシーンがいくつかみられた
・女性のショーツを脱がせて(取っ払って)放り投げる恭一さん
・このシーンについては、残像…
・別れ方ってあると思うけど、とか逆ギレ気味に反論する恭一さんまじでクズだし、報告しますっていう今ヶ瀬にされるがままになるのも本当に流され侍の真骨頂て感じだった、体を預ければ今ヶ瀬が言わないでくれるってわかってるから呼び止めてああなるんでしょ、まんざらでもないやん…確かに楽だもんね。されるがままの方が
・2回目の絡みの方では大倉くんも成田さんもひげが少し目立つのだけど、こういうジャンル未知の自分でもそこまで抵抗なく見ていられたのはやっぱりおふたりの顔が良いからなのか
・今ヶ瀬と絡んで何食わぬ顔で帰宅してからのシーン いや、帰ってきたよって、の恭一さんの目が怖すぎてサイコパスやんと思った、シャワーしてたらおかえり言うためにドアまで開けて言いに来る旦那…ホラー……
・すぐに上がるから、と言う知佳子さんの台詞から、奥さんとはご無沙汰ということを暗示してるのかなと思った 原作では奥さんとはしないんですか?あいつは結婚したときからそういうのあんまり好きじゃないから、って今ヶ瀬と恭一のやりとりがあるから
・たまきちゃんとのカフェシーンで、大倉くん標準語うまと思ったな
・この辺りのシーンの恭一さんの話し方、若くて可愛い女性社員にでれでれなお○さん上司を彷彿とさせる
・あくびの噛み殺し方さえ美しい
・わたしも好きな服買ってもらいたい お願いしま〜す、ってああやって可愛らしく服渡して言いたい
・どっか旅行でも行こっか、の言葉で堰を切ったように泣き出せるのすごいよ…
・2人の息遣いまで音入ってて、緊迫感が伝わる
・上目遣いによって大倉くんの三白眼が炸裂するシーン
・誤解がある、って言っておきながら、その誤解の内容を自分からは言い出さない恭一さん だから最後まで知佳子さんは恭一が(も)不倫していたことは知らない。自分にとっては都合が悪いもんね ずるいけどそれが人間
・このシーンでは恭一が相手を気にしながら食べてるようには見えなかったな 恭一が亭主関白って感じで、恭一が食べ始めるのを確認してから知佳子さんが奥ゆかしく食べ始めるイメージ
・恭一さん、切るよとかじゃあなとか言っておきながら、自分からは全然電話切らない。ずるい
・しかしコートが本っっっ当に似合う、これは冬の映画だ 冬の装いでないと
・細縁めがねに無造作な髪に無精ひげにくたくたになったゆるっとした部屋着(グレーパーカー)着てる恭一さん最高だった シンプルに好み
・あんなかっこいい人にうちのサークルどうかな?って爽やかに言われたら堕ちるわ ほんと 未だ大学生役もできてしまう大倉忠義さん35歳の恐ろしいこと
・僕と付き合いますか?なんで俺が男と付き合わなきゃいけないんだよ、と冷たく返した後の 今ヶ瀬のそっかーの言い方と動きが可愛いのよ 決してキレることなく
・今ヶ瀬はよく頬杖をついている 象徴的なポーズともいえる
・今ヶ瀬を演じる成田凌さん、台詞回しがとにかくうまい(2回目)
・男のくせに往生際が悪いな、往生してたまるか、のやり取り、ベスト5に入るくらいには好きかもしれない
・恭一、結局今ヶ瀬に同窓会には行かないよって答えてあげるんよね
・後ろから抱きつくときの二人の体格差がとにかく良いですね。体の厚みの違いがとってもよい
・耳かきしてあげるのは断るのに、してあげましょうかと言われたらすぐコロッと受け入れる恭一 そんなところも流され侍 そんな簡単に気が変わるかな
・瑠璃子に嫌われちゃったの?わたしって聞かれて、それには答えずにキスで口塞いじゃうんだもんな。ほんとずるい。作中、瑠璃子のことは一度も自分の家に入れてない。
・グラタンのくだり、不自然だなあ 嘘ばればれだよ恭一さん 大倉くんの演技うまい
・1回目スマホ見られてた時は起きて取り上げるのにね
・自分のことを人に最悪とまで言われても怒らないんだもんね、恭一さん ほんと何考えてるかがわからないね どこかで自覚してる部分があるからなのかな
・だからといって追いかける訳でもなく…離婚してほしいと言われたときもそこまで足掻くことなく離婚してしまうし…その去る者追わずの感じはわかるけど…
・結局少し時間開けてから(一週間後)電話をかける
・じゃあなとか言ってすぐに電話切らないのほんとずるいから
・全体を通して、恭一の中途半端な優しさが滲み出るシーンがいくつもあった
・お前はなんで来たの?家出人は男?女?女です。どうしてですか、見つかったの?のくだり、最も会話が噛み合ってない なにこれ 今ヶ瀬は聞かれたことに対してちゃんと答えてるんだけど恭一さんの側がされた質問をずっとはぐらかしてる
・いいから入れよ、と言われてへらへらしながら家に上がる今ヶ瀬の姿がなんだか良いなと思った
・束の間の幸せシーン ポテチのシーン、ほんと二人似てる
・屋上のシーンは大倉くんの関西弁が出ちゃってて素だな、って思ったけど、成田さんのわかるんすよ、のイントネーションも素に近い感じがして、もしかしてこれは2人とも素が出てるのかな?って思った そうだといいな
・トイレで遭遇する恭一と今ヶ瀬、これは待ち伏せなの?偶然?
・ここも会話が噛み合ってない メール見ただろ、なんであいつと会ってるんだよ、って質問ばかりして恭一さん全然答えない
・泥酔の恭一さん、大倉くんがべろんべろんになったらこんな感じなのかな?と思ってしまった 村上くん家のマンションのロビーでくたばる大倉くんって感じ
・釣り堀のシーン、背中の大きさこんな違うか 大倉くんが私服でダウンジャケットを着るイメージがあまりないので、新鮮
・この作品の世界観は圧倒的に冬 冬一択(2回目)
・今ヶ瀬の気配を感じて端に寄ってベッドを空ける恭一さんよ…これもまた中途半端な優しさでは…
・変態、って言うシーン本作の台詞でもしかしたら一番好きかもレベルなんですけど 劇中ではあれ部屋着は?って声に出して初めて気づくけど、ただいま、おかえりなさい、と挨拶交わした時点で恭一は一回今ヶ瀬のこと見てるからな ここで気づかん?普通 しかしこのシーン、恭一さんばっかり見てしまう 今ヶ瀬も見たい
・夏生、足音から戦闘モードが伝わる
・飲み物を注ぐ音が非常にクリアに聴こえるな
・あの流れで登場して今ヶ瀬と同じカールスバーグ頼んじゃう恭一さんよ…そりゃ夏生もちょっと、って嘲笑するし今ヶ瀬も笑うわ
・お前変なこと言ってないよな?と問うたら、変なことって?と逆に今ヶ瀬に聞かれて、答えられない恭一さんの気持ちはわかる 誤解がある、のときと同じ
・あんなにばちばちに2人がやり合ってるのに、口挟まずなんだもんな 恭一さん 話題の中心はあなたと言っても過言ではないですよ 渦中の人とは思えん介入しなさ 苦虫を噛みつぶしたような表情
・恭一さん「なんだよこれ…」←確かに
・ここでも頬杖をつく成田凌
・そしてオルフェのシーン、初めて体を重ねるシーンに繋がるのである
・映画のシーンで雷が鳴るのよね ベッドシーンでは土砂降りの雨になる 布石のようになっている 原作でも状況は少し違えどそういうシーンがあるのよなあ
・1回目の情事はBGMあり
・果てた後に、相手の体温を感じたり匂いを嗅ぐかのように恭一さんの背中にぴったりとくっつく今ヶ瀬の姿が印象的でした。
・大倉くん…おしり………(語彙力の欠如)
・翌朝、キッチンのシーンでアップになったときの今ヶ瀬は本当にかわいい
・横から見たときの2人の体の厚みの差がすごい。すごく良い
・今ヶ瀬渉さんが27歳になる日ね、何か欲しいもんあんの?ん?言ってごらん?の言い方よ 相手のこと愛おしいと思う気持ちが滲み出てる ずるい やさしい かっこいい
・ワインあげた後、あ、生ハム買うの忘れた!ってフレームアウトしてから遠くの方で生ハム生ハム〜♪って言ってるのは大倉くんのアドリブやね シナリオにはない。
・恭一今ヶ瀬とたまきのシーン、2人とも歳下の女の子に対しての話し方が優しくてぐっときました。でも内心、今ヶ瀬はマウント取ってるのよね
・小さく手を振る恭一さん、歳下の可愛い女の子にでれでれ
・たまきを見送った後の恭一さんの北京ダック、!の言い方が好き お店どこ?のやり取りとか完全にカップルに見えるのよ 今ヶ瀬はともかく、ノンケの恭一さんとの組み合わせでそう見えるってすごいよ
・翌朝、出勤中にたまきと常務を見かけるシーン この日会社に着いてからの恭一さんの髪型微妙に違うよな。前髪大好き芸人なのでつい見ちゃうのだけど、通勤は流してて社内ではアイロンで巻いたかな?って感じでおでこ隠れてる 出社してから整えてるのかなと思うとテンションが上がる
・常務と麺を食べに行く恭一さん、ここでも相手を気にしながら箸を進める
・この後コーヒー片手にたまきと目があって逸らす恭一さんのビジュアルが好きすぎて泣けてきた もう本当に……顔が良すぎる……めちゃくちゃ顔が良い……
・寝てる大倉くんのアップをスクリーンで見られるの眼福 100回のときもアップあった記憶だけど、前髪ありだし絞ってる分かっこよさ倍増よ
・目を覚ましたら今ヶ瀬が自分のスマホ見てるというシーン、1回目では取り上げたのに、2回目見られてるとわかってもそのまま何のアクションも起こさずもう一回寝るのよね 恭一さん。何の心境の変化なんだろう
・顔めっちゃごしごし洗うやん。はあ顔がい
い
・自滅する今ヶ瀬…
・本気で言ってんの?のときの表情がやばいとメモに書いてあるわ ほんと何考えてるかわかんない表情してるって あと間がすごい、と
・チョコレート色のセダンだ…
・恭一さんのパーカー着て部屋を見て回るたまきちゃんのシーン、イメージビデオかな?て感じ
・現恋人に対して、出て行った相手(話し方的に明らかに好きだった人)が置いていった、こんなものなくても忘れる訳ないのに、って面と向かって言ってしまう恭一さん、そんなこと言わんで、残酷
・Tシャツのよれ感がなんともリアル
・俺は幸せだったんだけどね、辛そうだったよ、ってそれたまきに言わんと今ヶ瀬に言ってあげなよ
・おいで、ってたまきを抱き寄せる恭一さん、このときの光の当たり方やっばい 窓からの光がたまきちゃんの顔を明るく照らしてて、窓に背を向ける形で抱き寄せてる恭一さんの顔は影になってて表情が見えんの もうまさに陽と陰
・ゲイバーのシーン、なぜ恭一さんはまともに飲むことすらできなかったんだろう
・走れないです、と言ったシーンがここよね でも想像していたよりずっとスムーズに歩けてるよ
・涙をたくさん流して、これは大倉くんなりの恭一で 息が少し白くて ああ素敵な演技だなと思った
・シナリオによるとこれ半年後らしい。2人の髪型が変わっているのがポイントと
・恭一のマンションの前に堂々とセダン止めて、お互い完全に目が合ってるのに横断歩道越しに何もアクションはしない二人
・この辺りのシーン、陰と陽の繰り返しがすごい
たまきの実家の棚を直す→帰ったら自宅マンション前に車に今ヶ瀬がいて、見ている→たまきに指輪をあげて結婚前の挨拶のようなシーン→夜一人で歩いている恭一さんが今ヶ瀬を見つけて二人のシーン
・個人的に、大倉くんが骨折して病み上がりに撮って、前を歩く成田くんになかなか追いつけなかったとジャニ勉で言っていたのはこのシーンかなと思った
・元気でやってるか?とか、これも中途半端な優しさだよ 恭一さん的には本心だろうし良かれと思って言ってるのだろうけど、こんな優しくされたら吹っ切れないよな
・ここで、今ヶ瀬が初めてまじのお願いをするのよね
・お前はいらない、ってめちゃくちゃ残酷な言葉だから
・掃除機かける=部屋を掃除したのに、前一緒に住んでた人が置いてった灰皿とジッポーとタバコ(セブンスター)は大事にしまわれてるんだもんな それを見たこととカーテンの件でたまきは悟ったんだろうな、と個人的な推測
・たまきがせっせと料理作ってくれてる間、窓の外をぼーっと見てる大倉くん、猫やん
・と思うと同時に、非常に亭主関白だなって思う お皿下げますね、にありがとう、って返すところとか 完全にやらすのではなく洗い物するよ、と声はかけるところがあ〜恭一さんぽいな、とは見てて思った
・今日は帰るというたまきに、送るよ、食器置いてていいから、って流しの水止めて言う恭一さん、、ここは今くらすますを読んで書き足しにきたけど、なかなかえげつないことしてるよな 遅くなったらいけないからと肯定的にもとれるけど、実際後のシーンから早く帰らせたいだけだったという…
・お前はいらないって言ったじゃん!!と総ツッコミしたくなるところ 浮気やん これは浮気です。
・逆に思えば、最初からずっとされるがままだった流され侍恭一が初めて自分から誘ったのってこのシーンなのかもしれないな
・2回目はBGMなし、俯瞰のアングルがあるという1回目との違い
・布が擦れる音もすごくクリアでな
・果てた後、1回目と同じように上の人(恭一)が下にいる人(今回は今ヶ瀬)に体を預けるんだけど、恭一さんは脱力という感じで今ヶ瀬の体温とか匂いを感じたりするような様子はみられなくて ここも対照的だなと思った
・お前は何な訳?って逆ギレする恭一さんじわる いや、あなたも何な訳?って売り言葉に買い言葉で返したくなってしまう 実際観ながら心の中で反論した
・人生にはもっと大事なことがあるだろ、のシーン この言葉を言う恭一さんとっても良い表情してるのよ 二人全裸の設定なんやけどな 大事なとこだけ隠してる(隠れてる)
・大倉くん鎖骨 すごい昔のドル誌で、毎月体の一部分をアップで全員分並べてどれが誰でしょう?みたいな関ジャニ∞の連載のページがあったんですけど鎖骨の回があって、大倉くんが自分の鎖骨に水溜められると思いますって答えてたの覚えてて(ちなみに同じ雑誌で、鎖骨フェチの方がいらっしゃるんですよね 僕の鎖骨で良ければきゅんとしてもらえれば(笑)みたいなこと言ってたな 根っからアイドル)それを思い出した(何の話?)
・翌朝、この時は下履いててよかった…
・大きい背中 十五祭のときと一緒だ
・ごめん、どうにもできなくて、ほんとごめん、って言うのよ 指輪渡して婚約までした彼女に別れようって言うんよ たまきを思うと残酷だし、つらい
・初めて人を傷つけてまでも、自分の意志で誰かを選んだ場面
・心底惚れるって、すべてにおいてその人だけが例外になっちゃうってことなんですね、あなたにはわからないか、って言う今ヶ瀬に、わかるよ、って言う恭一さん その後のごめん、はどういう意味でのごめんだったんだろう
・今ヶ瀬が海に向かって歩いていくシーン、確かに心中的な隠喩を感じたし、今ヶ瀬と恭一の離れていく距離が(しかも今ヶ瀬の方から歩いて離れていく)違う世界で生きている埋まらない二人の溝を表現しているようで 一緒にいられないって
・本当に好きだったなあ、のシーン、原作では呟く感じだったけど映画では海に向かって叫んでたので意外性があったけど、映画の表現は映画の表現でよかったなあと思う
・恭一さん 最後にほんとにありがとう、って緩く微笑みながら言うんよね とっても良い表情なのは言わずもがななんだけど 本当の愛を、好きを教えてくれてありがとう、って意味だったのかなって 今ヶ瀬の気持ちを考えると無理
・今ヶ瀬が置いていった灰皿、わざわざごみ箱から出して丁寧に洗うんだよ
・なんで好きなのに、一緒にいられない 第三者から見ると最後の二人は想い合ってるように見えたよ
・穏やかな天気の中、健やかな表情で待ち続ける恭一さんのカットで物語は終わるけれど 今ヶ瀬はもうこの家に戻ってこないと思ってしまったよ…
・ピアノとバイオリンのBGM、ほんとうに綺麗 エンディングとオープニングの音楽が同じなのよね 何度も物語が繰り返されるように
大倉くんのこと好きなままこの目でこの作品を観られてよかった。
大変な状況の中、公開を来年へ見送る作品もある中 公開していただいて、本当に感謝しかないです。